前世紀の「瓊林」を読む

はじめに

前世紀の『瓊林』」とは第49号より第100号まで52冊のことである。 

 

前世紀の同窓誌をめくる―。

既に多くが故人である先輩の想いと生活記録に出合うことだが、遺された者一人一人が、こうした同窓誌を手にとることが難しい以上、私が代って、雑誌の姿と中身を、出来るだけ幅広く、分かり易く、手軽に皆様にお伝えしたい。それにはどうすればよいのだろうか。

幾つかの試みのあと私は「前世紀の『瓊林』」につき、下記の通り表を作って、ご紹介に代えることにした。

 

学部5回 荒川和敏




瓊林49~100号を巡る 

世界・学部・瓊林会の動き

「瓊林」(49-100号の52)を読む事は、前世紀末25年間の「瓊林会」を回顧する事になった。

先ずは 「前世紀の『瓊林』を巡る世界・学部・瓊林会の動き」をご覧頂きたい。

※詳細はPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。

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瓊林49~100号 

1冊毎のプロフィール

「瓊林」(49~100)52冊につき、1冊1行毎のプロフィール(頁数・記事件数・特質)を一覧表に掲げた。

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瓊林49~100号 

主要記事

「瓊林」52冊が収載する[主要記事150]について、1篇毎に「記事表題/執筆者(卒回)/記事内容/分量/掲載号・頁/分類記号」を1件1行で掲示したものである。

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瓊林49~100号 

「随想」寄稿者

「随想」寄稿者一覧表は今回拾いあげた寄稿者183名全体の一覧表(Index)である。本表で黄色網掛にて示した複数寄稿者については、最初に寄稿された原稿表題のみが記載されている。複数寄稿者については下段「随想」複数寄稿者欄をご参照いただきたい。

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瓊林49~100号 

「随想」複数寄稿者

此処では3頁にわたり「瓊林」49~100号の「随想」複数寄稿者76名・488篇の原稿表題・掲載号を掲げる。

各稿に底流する思念は、「瓊林」誌を掲げての「ノブレス・オブリジエ」と「リベラルな生活倫理」であった。

 

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瓊林49~100号 

敬弔者/合掌者

「瓊林」による訃報は、未だSNSのない頃、会員諸兄の消息を知るに貴重な連絡箋であった。

本表は、「瓊林」49~100号の「敬弔者数」並びに「合掌」欄を総括した一覧表である。

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瓊林49~100号 

俳句・川柳

「瓊林」49~100号が収載する俳()壇の作者数と作品104句の一覧を掲示した。

俳句(川柳を含む)の作者は延べ881名、推定句数は1万句に及ぶ。

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瓊林49~100号 

短歌

「瓊林」49~100号が収載する歌壇の作者数と作品40首の一覧を掲示した。

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瓊林49~100号 

表紙絵・画伯一覧

「瓊林」の表紙絵については15葉程の絵と画伯の紹介を纏めた。

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結 び

最後に一言お願いを申し上げたい。

「瓊林」49~100号は、戦前期まで「国内3位の創設」を誇った全国区旧制高商であった母校が、戦後学制改革により地方大学経済学部に代った我々に委ねた遺産であった。

そうして、後継の世代は、高商時代の先輩に支えられ、多少のマイナス負荷に挫けることなく、寄稿者の歴史社会的、文芸的人間的自負をともに受け継ぎ敢闘した。この点銘記されてよい。但し、今日この記憶を経年的に語る母校の資料は、本誌「瓊林」群を除いて他に見当たらない。どうかその点を忘れないで欲しい。そうして今は古雑誌でしかない「瓊林」49~100号が何等かの僥倖を得て、なるべく多くの皆様の眼に届いて欲しい。歴史の記憶は報われる事の少ないマイナスイメージこそが貴重である。この侭、瓊林会館に眠り続けるのは勿体ない。往時の青春を想う方々に1冊でも多く手に取って頂ければと思う。